イタリア中北部を巡る旅

ご一緒にエミリア街道沿いの街々を旅しましょう。

2013年春。ランドセルシーズンを終えて、充電を兼ねイタリアを旅しました。
カバンの本場と言われるトスカーナのフィレンツエでは、丸一日自由時間がとれたので、小さなカバン工房を訪ねました。
また仕事に使う部品?もゲットでき仕事面でも実に有意義な旅でした。
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  1. 最初の街はベルガモ だった

    ミラノとベネチアの中間あたりに位置する古い街。
    イタリアの古い都市はどこも山の中腹から頂上にかけて築かれている。
    1200年もの間、統一国家がなく、都市間で戦争を繰り返してきた歴史が頑健な城塞都市を作ってきたのだそうだ。

  2. ベルガモ、チッタアルタ地区

    急な」斜面に石造りの建物が背比べのように並んで、まるで絵のようだ。

  3. お菓子屋さん

    チッタアルタ地区で見たお菓子!パン!ジェラート屋さん。
    お姉さんが焼きあがったばかりのパンの大皿を店に並べる所だった。
    それにしても、こんなに並べて全部売れてしまうのかな~?と少し心配したりして。
    でも心配無用!!彼らの食用は凄いのだ!!

  4. バイオリンの工房 / クレモナ

    シュトラデイバリの生誕地として知られるクレモナも古い街だ。
    でもどこにもバイオリンを作っていそうな工場も工房も見当たらない。
    旧市街の裏道でひっそり小さな工房がポツン、ポツンと仕事してるという感じ。通り沿いのウインドウ越しに覗いてみる。

  5. パルマ大聖堂の内陣 1

    その荘厳さ、華麗さに唖然とする。

  6. パルマ大聖堂の内陣 2

    何と申しませうか~。
    石工、木工、漆工、絵画、彫刻、建築、そして全てをひとつにまとめる指揮者の力量。
    巧く表現できないけど、聖堂は総合芸術の結晶かな?
    カバン職人の感想です。

  7. 聖母被昇天 1

    パルマの大聖堂のドーム状の天井内側に描かれたフレスコ画。
    コレッジョが1526-1530年に渡って描いたもので、マリアは青い衣をまといドーム状の天井は天国へ続いているよう!!
    まさに3Dの世界だ!

  8. 聖母被昇天 2

    もっとアップで見てみよう!!
    手振れしないようカメラを額に押しつけ撮影!D800Eと24-70mm,NEFで撮影しました。A3Jに伸ばしたプリントは綺麗ですよ。
    その臨場感の圧倒される。

  9. パルマといえば生ハムとチーズ!!

    旧市街のこのあたりには、こんな店が並んでいる一角があり、切り売りしてくれる。
    チーズといってもたくさんの種類があり左に積んであるのが有名なパルミジャーノ1つで22~3kgもあるそうで、熟成に2,3年かかるとか。
    ブタの腿を丸ご塩だけで熟成したのが生ハム。こうなったらクジ引きのように適当に選ぶことになる。

  10. パルマの重厚な城壁

    石ではなく、煉瓦積みだが重厚だ。
    高さほ4~5階はあったかな?
    ここを通って旧市街へ入る。

  11. エミリア街道を走る

    パルマからボローニアへは真直ぐなエミリア街道を南下する。
    右側には雪を冠ったアベニン山脈!
    あの山塊の向こうはフィレンツエだ。

  12. ボローニア市庁舎

    「柱廊方式」と呼ばれるアーチ型建物の一階通り沿いにアーケードのような部分がどこまでも続いている街は、雨でも濡れずに移動でき、凄いと思う。
    市庁舎の「柱廊」部ではバザーが開かれていた。

  13. 旧ボローニア大学

    道路の脇は歩道のために円柱が何処までも並んでいて「ポロテコ」2階は建物部分昔の人は偉かったと思う。
    都市が完成しているから、今も現役で使用されている。
    なんでも壊してすいまう日本は如何なものか

  14. 下町(ボローニア)

    旧市街は庶民の街でもある
    ピンク色の門の向こうは慎ましい生活の街
    孫を抱いた爺さん、自転車の青年浅草か大須(名古屋)みたいだ。
    もう少し滞在したいと思った街。

  15. お肉屋(ボローニア)

    ぶらぶらと下がっているブタの腿部(生ハム)
    これを1本買って帰りたかった~!と今も残念に思っている。
    「空港で発見されると処分される!」とか、「極薄に切るのは難しい!」とかいろいろ聞いたが、今度出掛ける時の宿題としよう。

  16. エミリア街道(ボローニア-フェラーラ)

    バスの車窓も楽しい!
    一番後ろの席を陣取りカメラを構える
    道路脇に看板が少ないのが有難い。
    教会の尖塔や城壁が見えたるすると嬉しくなる。

  17. お祭り(フェラーラ)

    この城には王女様が50年間幽閉された地下牢があったりして、少し重い雰囲気も…
    中庭に戻ると、着飾った人々が! 背景はセットなんかじゃなくて本物!!
    中世に逆戻りしたようで、舞台劇でも見ているみたい。
    夢中でシャッターを押していた。

  18. お祭り(フェラーラ)

    城の外へ出ると、楽隊の行進や中世の衣装で行進する列!
    人々が王様やお妃さまになりきっているのがいいな~!と思う

  19. サン・マリノに入国!!

    サン・マリノは世界で5番目に小さな国
    周囲はイタリアに囲まれていて、どうやって現在まで独立を守ってきたのか…? 不思議な国(共和国)だ。
    入国スタンプは5ユーロ!高いけど記念だから押してもらった!!

  20. ロッカ・グアイタの砦(サン・マリノ)

    サン・マリノには断崖の上に3つの塔がある。
    これは一番北にあるグアイタの塔。東にはアドリア海を望み、絶景の地に立っている。
    現役の高射砲が備えてあってビックリ!! 世界で5番目に小さな国を今も守っているのだ。

  21. 自由の女神

    サン・マリノは観光の国。
    パスポートに入国スタンプを押してもらうのに17時で窓口が閉まってしまうと聞き、慌てたけど対応した女性職員は「今日は観光客が多いから。18時まで開けようかしら?」と涼しい顔!!

  22. サン・マリノからアドレア海を遠望!

    アドリア海に近い平地からバスはぐんぐん急坂を登って行く。
    やがて視界が開けると茶色の屋根越しにアドリア海がみえるようになる。
    バスの窓からパチリ!!

  23. チェスタの塔/サン・マリノ

    これが2番目の塔、チェスタの塔だ
    この角度だと左側がいかに切り立った崖かよく判る。建設するにはクレーンもない時代どんなに大変だったか。
    多くのの犠牲者も出たんだろうな~。なんて妙に考えてしまった

  24. アレッツオの町

    骨董市の町として有名なアレッツオ
    毎月開催される骨董市には世界中から人々が集まるという。
    町の中でもアンテイークの看板が目立つが西洋骨董は良く分からないな~。

  25. 骨董屋の店先で/アレッツォ

    イタリア人はお喋り好き?
    街かどで公園で数人でお喋りに興じている。アレッツオの旧市街はどちらを向いても骨董屋ばかり。
    二人の噺はいつまでも終わりそうになかった。。
    この写真は気に入った1枚だ。

  26. 煙い!!/コルトーナ

    丘の上の都市、コルトーナで喫煙のマダム達と伯父さん。
    この街の教区美術館ではフラ・アンジェリコの「受胎告知」を鑑賞する事ができた。
    もちろん撮影禁止だったから。広場で撮影していると、こんな風景に…
    この写真も好きな1枚だ。

  27. 糸杉の道 / オルチャ渓谷

    渓谷といってもなだらかな開墾された草原のような山が連なっていて日本の渓谷とは全く違う。
    農場や家々を繋ぐ道には糸杉が並んでいて渓谷のアクセントになっている。

  28. ペコリーナチーズ / ピエンツア

    オルチャ渓谷にあるピエンツアという町はペコリーナチーズが有名らしい。
    羊のミルクで出来ているそうで丸く可愛いカタチをしている。この店でゲット!!
    少しミルクの香りがあり舌触りが優しくおいしかった。

  29. ネプチューン像 / フィレンツエ

    丸一日フリータイムだったので仕事?に自由観光にと有意義な時間を過ごすことができた。
    シニョリーナ広場のこの像を見るのも3回目
    やはりフィレンツエは素晴らしい!!