ご来店の案内

お車を駐車場に停めて店に向かってください。

実際にナガエの店へ行ってみましょう。
よく電話などで「お店へ行けば実際にランドセルが見られますか?」という問い合わせをいただきます。
狭く小さな店ですけど、こんな感じです。画像でご案内することにしました。

東側から見るとこんな感じです。

ぽつんと、小さな3階建て が建っています。周囲には一般住宅が並び、道路の左側(南側)には10階建ての大きなマンションが建っています。

駐車場は8台分用意しています。

店の前に2台駐車できますが、満員でしたら手前右側の駐車場に停めてください。こちらには6台「かばん」という表示がしてありますから確認してください。駐車場内では接触事故などのないよう、注意をお願いします。

道路の反対側は大きなマンション。

十階建ての大きなマンションが左側にあり、ナガエの店は右側(北側)に位置しています。出入りの車も多いので、お子様の飛び出し事故などないよう、気をつけてくださいね!

駐車したら、いよいよナガエの店へ!

電柱の巻き看板と小さな木製の看板があるだけで、チョット入りにくいかも知れませんが、工房ですので気楽に覗いてください。定休日は毎週水曜日です。日曜祭日も営業していますので特に来店の予約の必要はありません。

正面から見るとこんな感じです。

イタリアの旧市街の店みたいにと、ちょっぴり 意識して、アプローチにはレンガを敷いたり、御影石を並べたりしました。緑色のタープも手作りで、自分でロゴを描いて作ったんですよ。でも似ているのは「間口の狭さ」ぐらいかな~。

右側には木製カンバン。

先代が昔、断ち板として仕事で使っていた「朴の木」の一枚板を看板にしています。もちろん手作りですよ!10年ほど前、彫刻刀とノミで自分で彫り着色しました。
木質が軟らかいので数年に一度、塗り替えが必要です。先日化粧直しをしましたのでパチリと1枚! 毎年この季節には自生している「山芋の蔓」が延びて緑を添えてくれます。

いらっしゃいませ。

左側は小さな日本風の築山。「メダカの泳ぐ水瓶」や、我が家に13年住み続けていてる「カメの水槽」などが並んでいます。入口のガラス戸には道路反対側の樹木が映っています。この時期、緑が色を添えてちょっぴり借景ですね。
  自動扉ではありませんけど、どうぞお入りください。

内部はこんな感じです。

左右に展示用の棚があり、ランドセルが並んでいます。奥は作業スペースですがシーズンによって仕事の内容も変わります。今(6月初旬)はまだ皮革を裁断したりしていて、ランドセルを作っている様子はよくわからないかもしれません。
ここでランドセルの総てを作っています。

右側にも展示の棚があります。

ランドセルの棚の上には、全国のお友達からいただいたお手紙や写真を展示しています。頑張って作ったランドセルをお届けし、感想やお礼のお便りをもらうのが嬉しいですね。「職人冥利に尽きる!」とでも言うのでしょう。「もっといいランドセルを作ろう!!」と励みになりますから、時々読み返してファイトを貰っています。

2本の檜の丸太が立っています。

今シーズンの初め、展示スペースを少し改装しました。その際、何か記念になるものを…。と考え、探した結果、長野県駒ヶ根市の方から樹齢150年の木曽檜の先端部分を譲っていただける事になりました。全長5.15mで元の部分の直径は30cm。 それを中央で切ってもらい、ハイエースに乗せて自分で運びました。名古屋の大工さんが2本のオブジェとして天井まで正確に切って取り付けてくれたのです。子供たちに好評で、触ったりなでたりしています。ランドセルを背負っての記念写真の場所でもあります。

中央の机も大工さんの手作り。

ランドセルを棚からおろし、ここで背負っていただきます。
いろいろ並べて比べたり触って試したり、6年間背負っていただくのですから、真剣な質問や応答が繰り返される場所となります。
時々ここで思わぬ新製品のアイデアやヒントが出たりして…。お客様と私たちの交流の場になっているのです。

左側の棚をご覧ください。

上棚には私の前職だった、ダレスバッグを2本展示しています。「櫛型ダレスバッグ」といって上部が湾曲しているカバンです。作るのが難しく職人さんは 全国に数名しかいないと思います。型紙を切る(計算する)のも、枠を手縫いするのも難しいカバンです。そんなノウハウをランドセルに活かして います。中段にはランドセル作りで使用する糸を展示!お好みで太糸の色交換も承っています。 檜の柱の横には古い柱時計が動いています。私の生まれる前ですから、もう70年以上、週に一度ゼンマイを巻いて正確に時を刻んでいます。
冬は振り子を少し下げ、夏は振り子を上げます。時折油を指したりと「古時計」は手間がかかります。「 古いものを大切に!」の精神かな!

せっかくですからもう少し奥も…。

展示スペースの奥のこの大きな机は私の作業台です。大きな牛革を拡げて傷の有無をチェックして「型入れ」をしたり。ランドセルを組み立てたりするのもこの机の上です。

もっと奥はミシン達が…。

特殊なミシンが6台、窮屈そうに並んでいます。この時期(6月7日)はまだシーズン初めですから、残念ながらランドセルらしい物はご覧いただけませんね。また時期を見て画像の入れ替えを行ないますから見にきてくださいね。

ランドセルを作るには。

私の狭い工房でもミシンやプレスなど、大小25種類の特殊機械を使用しています。手先となって働く道具類は…数知れませんね。この奥に別棟の作業場と右側にも作業スペースがあります。また折を見つけて紹介したいと思います。
本日は駐車場から工房内をご案内しました。どのランドセルも背負っていただく事ができます。肩ベルトも数種類を用意していますので、お子様の背中にどれがピッタリ合うか…。ビジュアルで ご確認いただけます。
     皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしています。