イタリアの絶景を巡る旅

1994年から15年ぶりにイタリアを旅しました

前回は通産省からの産業使節団の一員でしたが、今度は観光です。
D700デジイチと24-70mmのナノクリの1本。
使い慣れた6×6フォーマットのマミヤ6MFに50mmを付け、220フィルムもたくさん用意しました。
以下は24-70mmで撮った画像です。少し画像が重いのですがご一緒に束の間のイタリア旅行をしましょう。
画像クリックで大きな画像をご覧いただけます
  1. 上空から Ⅰ

    約12時間の飛行で窓の下を覗くとロシアのツンドラの風景が果てしなく広がっている。
    12時間のうち10時間以上はロシアの上空。
    ロシアは大地は限りなく広いのだ!
    「This plain stretches infinitely」 と思い知らされる。

  2. 上空から Ⅱ

    飛行機がヨーロッパにはいると本物のアルプスが見えるようになる。 街や家々も豆粒のようだ。
    スイスには行かなかったけど上から観光した!!と諦めることにしよう。

  3. サン ジミニャーノ(世界遺産)Ⅰ

    「塔の街」として知られるこの街も今回楽しみにしていた街のひとつ。
    あいにくの雨だったが石作りの街が濡れて落ち着いた風情?を醸し出していた。
    画面の塔の直ぐ右がサン・ジョバンニ門。そこからこちらへ続くのがメインストリート。赤い笠を差して歩いている人が見えますか?13世紀に作られた、その頃の雰囲気を残している。

  4. サン、ジミニャーノ(世界遺産)Ⅱ

    旅行に出てからイタリアの歴史を勉強?したのだから大したことは言えないけれど、この辺りは狩猟も盛んのようで、玩具ではなく本物のボウガンを売っていたりする。
    ワインとともにチーズも有名で、殊に天然の「猪のチーズ」は絶品だった。

  5. アッシジ(サン・フランチェスコ大聖堂)

    イタリアの護り神、聖サン、フランシスコを祭る巨大な礼拝堂だ。たくさんの牧師やシスターに出会う。
    建て増しされ石で三段の建築がなされているそうだ。下にはウンブリア平野が広がっている。

  6. アッシジ(世界遺産 Assisi) Ⅰ

    イタリアでもう一度行きたい場所は?と聞かれたら、必ず「アッシジ!」と答えよう。 そして必ずもう一度行くと誓うのだ!!
    ウンブリア平野のモンテスバジオ山の中腹にその街はある。この山から切りだされる石は少しピンクがかって美しい街全体がピンク色で埋め尽くされている。

  7. チンクエ、テッレ Ⅰ

    断崖に張り着くように並んだ集落。
    昔は船でしか行き来できなかったそうだが、現在は鉄道が通じている。 僕たちもバスから鉄道に乗り換えた。
    目の前は東リビエラ海、地中海なのだ。 この画像は旅行社のガイドブックにも幾度も掲載された

  8. モンタルチーノ Ⅱ

    ここは「モンタルチーノワインで有名」だそうで、(僕は初めて聞いた!)観光バスは僕たちの1台だけ! イタリアのど田舎って印象だ。
    小さな町の端に城というか石作りの砦があって見学できた。 素晴らしい眺め!! トスカーナの平野が一望できるのだ

  9. シエナ大聖堂の左翼の天井画

    見事な天井画は所謂だまし絵で描いてある。アーチ型の柱に見えるが実はだまし絵だ
    それにしても見事!!

  10. アッシジを探検する (世界遺産 Assisi) Ⅱ

    アッシジの最も中世らしい街を歩く。
    石造りの狭い路はまるで迷路のように曲がりくねっている。うっかり写真を撮っていると迷子になりそうだ。先を歩いてるのはうちのカミさんです。

  11. バローロの風景

    トリノからバスで2時間ほど走ると一面の葡萄畑の丘に点々と集落が見えるようになる。
    ここがイタリアの最高級ワインを産するバローロだ。 道路がうねうねと廻りくねっているのが面白い。
    トスカーナのキャンテイーが日本で1200~1300円で手に入るのに、バローロは5500~6600円するのだ! さあワイナリーで試飲するぞ~!!

  12. バローロワインの庫を見学

    大きな樽が整然と並んでいる。ワイン通ではないのでよく判らないが、壮観としか言いようがない。
    これから試飲もさせてもらえるらしい!!

  13. ワイナリーにはレストランも

    試飲すると重いというかトロッとした感じで渋みがない。これを「重い…」と表現するらしい。
    窓から葡萄畑を通して入ってくる
    乾燥した風の影響もあってか、旨いのだ。
    昼間っから飲みすぎてしまい、これから撮った写真はどれも水平が傾いてしまっていた。

  14. アッシジを修復する人々(世界遺産 Assisi) Ⅲ

    97年の地震から13年、学者か役人か?
    職人と工事の打ち合わせをする目は妥協を許さない厳い視線に見えた。
    隙間なく埋め込まれたピンク系の石の色にセーターの赤が鮮やかだった。
    今回、最も好きな写真の1枚。

  15. ピエンツア (世界遺産 Assisi) Ⅰ

    イタリアは田舎がいい!と思った。
    オルチャ渓谷を見渡すこの小さな町は、まるで時間が止まっているように静かだ。
    カメラを構えているとお婆さんが怪訝な顔で見ている、「ジャポネーゼ!!」と叫ぶと、「チャオ!!」と軽く手を振ってくれた。 観光客が珍らしいらしい。

  16. ピエンツア (世界遺産 Assisi) Ⅱ

    昼頃、この町に着いた。
    静かだ!まるで人が居ないみたい。あちこち歩いているうちお婆さんが二人歩いているのに出会う。
    オレンジ色の壁が一枚の絵になった。

  17. アッシジの朝 (世界遺産 Assisi) Ⅳ

    朝、カラーン!コローン!という鐘の音に目覚め、窓を開けると鐘楼の鐘はまだ揺れていた。
    目の前に広がるのは一面のウンブリア平野、まるで中世にいるようだ。

  18. アテネの学堂(バチカン美術館) Ⅰ

    やっとここへ来ることができた。
    想像より大きく明るい絵だった。
    ASA3200で1/60画像をクリックして大きな絵をご覧ください。

  19. アテネの学堂(バチカン美術館) Ⅱ

    ラファエロの間は大きなドームのようになっている。
    左は「アテネの学堂」の全体だが、反対側の絵を見ていただけます。