!DOCTYPE html> 長江幸雄が黄綬褒章を受章しました。

黄綬褒章を受章

令和4年春の褒章で長江幸雄が受章しました。

黄綬褒章とは、「業務に精励し他の人の模範となる者を国が認定し授与されるもので、 綬(リボン)が黄色のところから黄綬褒章とされています。」 今回は(協)名古屋鞄協会が推薦し愛知県から国へ申請されました。厳格な審査を経て、令和4年4月20日に閣議で了承。4月28日に新聞などで公式発表がされました。正式には天皇陛下拝謁(はいえつ)という儀式がありますが、コロナ禍でもあり残念ながら中止となってしまいました。

4月28日の日本経済新聞の朝刊です。

黄綬褒章には愛知県からは17名の受章者があり、全国では199名の方が同じ褒章を受章しました。 54年に及ぶカバン作りの人生です。このような機会が訪れるとは思ってもみませんでした。今後も少しでも皆さまに喜んでいただけるよう、「こだわりのランドセル」を作っていけるよう。更に精進したいと考えています。

記念のコースターを作りました。

これを記念し、4月28日から、ランドセルをご予約いただいた方、先着100名様に「特製コースターセット」をプレゼントします。厚いヌメ革を丸く裁断し周囲をニス仕上げとして中央には弊社の「落款」を刻印しました。ささやかですが喜びのおすそ分けです。

愛知県庁本庁舎は昭和13年に建てられた歴史ある建物。

昭和天皇即位を記念する名建築 昭和天皇即位の礼(御大典)を記念する事業の1つとして昭和13年(1938)に完成した歴史ある建物で、84年経った現在も使われています。名古屋城をイメージした屋根 が美しいですね。平成26年(2014)、国の重要文化財に指定されました。子供の頃からよく眺めていましたが、内部へ入るのは、しかも褒章を拝受しに入るのは初めてです。

暖かい伝達式でした。

2階の経済産業局長室で褒章伝達式が行われました。黄綬褒章の受賞者は全国で199名だそうですが、経済産業省関係は全国で15名。愛知県からは2名が受章しました。有形文化財の重厚で明るく広い経済産業局の部屋で、矢野経済局長から伝達を受けました。厳粛で心の籠った素晴らしい時間を体験させていただきました。

愛知県庁の担当者の皆さまありがとうございまし。

担当者の皆さんが「コロナ禍で皇居での天皇陛下拝謁がなくて残念ですね!!」と気遣ってくださいました。章基は大蔵省印刷局で印刷され、褒章は大阪の造幣局で鋳造されたとか。章黄には透かしも入り、日本の印刷技術の粋を見る思いで、美しい仕上がりに思わず見とれてしまいました。この褒章に恥じない仕事と生き方をしなければ…。身の引き締まる思いです。

専用額に収納しました。

章記には16弁の菊の花の透かしが入っていてとても精緻な印刷です。褒章は造幣局で造られているそうで、銀製の周囲には桜の花のレリーフが華やか!発行の日付けと、裏側には私の名前が彫刻されています。 額縁は 沢山の額縁のパンフレットが届き、その中から選んだのは、1枚の額縁の中に章記と褒章、褒章ケースも収納出きる物です。額装は自分で行い工房の壁に掲示する予定です。